WEEDYYZ King Louis XIII レビュー|CBX30%はちょうどいい濃度?

WEEDYYZ King Louis XIII レビュー|CBX30%はちょうどいい濃度?

WEEDYYZ King Louis XIII レビュー|CBX30%はちょうどいい濃度?

カンナビノイドは、濃度が高ければ高いほどいいというわけではありません。大切なのは、どれだけ強く効くかよりも、どれだけ心地よく自分にフィットするか。そして最近の私は、平日のちょっとしたリラックスタイムには、CBX30〜35%あたりがちょうどいいのかもしれないと感じています。

今回レビューするのは、WEEDYYZ King Louis XIII。CBX30%をベースに、H4CBD、CBG、CBDを組み合わせたカートリッジで、甘さとシトラスの爽やかさを感じる、クッシュ系のテルペンプロファイルが特徴です。

1mlで13,000円と、決してお手頃価格ではありません。それでも2晩じっくり試してみたところ、なかなかお気に入りの一本になりました。

これまで試したCBX製品の中で最も強烈というわけではありませんし、そもそもそういう方向性の製品でもなさそうです。King Louis XIIIの魅力は、心地よいヘッドハイと気分の高揚感、そして全体を優しくまとめてくれる適度な身体のリラックス感。

そうそう、こういうのが欲しかったのよね。

(Click here for English / 英語のレビューはこちらをクリック)


クイックスコア

⭐ 味わい: ★★★☆☆(3/5)
⭐ キック(効き始めのインパクト): ★★★☆☆(3/5)
⭐ ヘッドハイ: ★★★★☆(4/5)
⭐ ボディハイ: ★★☆☆☆(2/5)
⭐ 気分の高揚: ★★★★☆(4/5)
⭐ リラックス感: ★★★☆☆(3/5)
⭐ 汎用性: ★★★★★(5/5)
⭐ 初心者向け: ★★★★☆(4/5)
⭐ 総合的な体感: ★★★★☆(4/5)

ひとことで言うと?

King Louis XIIIは、穏やかなリラックス感と心地よい没入感、そして自然な気分の高揚を楽しめる、ヘッドハイ寄りのカンナビノイドリキッドです。

クリエイティブに過ごしたい午後にも、友人との楽しい時間にも、ただ静かにのんびりしたい夜にも。さまざまなシーンに寄り添ってくれる万能さが魅力です。

私にとっては、「CBXは30%でも十分楽しめる」と改めて実感させてくれた一本でした。


King Louis XIIIの成分をチェック

WEEDYYZ King Louis XIIIは、CBX30%を中心に、複数のカンナビノイドを組み合わせたブレンドです。

  • CBX: 30%
  • H4CBD: 配合あり(含有率は非公開)
  • CBG: 配合あり(含有率は非公開)
  • CBD: 配合あり(含有率は非公開)
  • テルペン: プロファイルテルペン、ヘンプ由来テルペン
  • フレーバー: スイートヘンプ、シトラス、ハーバル

WEEDYYZが重視しているのは、単にカンナビノイドの濃度を高くすることではなく、ブレンド全体のバランスです。

サポート役となるカンナビノイドの詳しい配合比率は公開されていませんが、複数の成分を組み合わせて、バランスの取れた仕上がりを目指すというコンセプトには好感が持てます。

もちろん、各成分の正確な割合が分からない以上、どの成分がどの体感に関係しているのかを断定することはできません。

ただ、これまでさまざまなCBX製品を試してきて感じるのは、濃度の数字だけでは、その製品の魅力は語れないということです。


味とテルペン:控えめだけど心地よいクッシュ感

King Louis XIIIは、有名なクッシュ系ストレインをイメージしたフレーバー。WEEDYYZは、スイートヘンプ、シトラス、ハーバルという香りの組み合わせを紹介しています。

とはいえ、最初に吸って感じたのは、意外なほどマイルドな味わいでした。

まず感じるのは、ほんのりとした松のような香り。そこにハーブ系の優しい甘さと、控えめなシトラスのニュアンスが重なります。後味には少しスパイシーな余韻もあり、さりげなく個性を感じさせてくれます。

全体的に主張は強くなく、派手さや刺激の強さを求めるタイプのフレーバーではありません。

今回はAirisのバッテリーをブルー設定で使用しましたが、味わいは終始心地よいものでした。

甘くてガツンとくる、ガス感たっぷりのクッシュを期待している方には、少し物足りなく感じるかもしれません。

主役級の存在感を放つ味ではないものの、体験全体の邪魔をすることもありません。むしろ、この控えめさがちょうどいいと感じました。


体感レビュー:周りの世界が少し静かになる感覚

King Louis XIIIは、2晩続けて試しました。最初の本格的なセッションでは、まず3パフからスタート。

なお、その前には2日間のトレランスブレイク(使用を控える期間)を取っていたため、普段より体感が出やすかった可能性もあります。

0〜10分:じんわりと緊張がほどける

吸ってから数分以内に、目の奥から後頭部にかけて、心地よく力が抜けていくような感覚が現れました。

いきなり強い多幸感が押し寄せたり、精神状態が大きく変わったりするわけではありません。

むしろ、最初は身体的な感覚が中心。まるで、どこかで無意識に入っていた力が、そっと抜けていくような感じです。

5分ほど経つと、そのリラックス感が胸のあたりにも広がり始めました。

重たさはそれほどありませんが、「あ、King Louis XIIIが効いてきたな」と分かる程度には、しっかり存在感があります。

10〜30分:心地よい没入感

時間が経つにつれて、体感は徐々にヘッドハイ寄りになっていきました。

身体のリラックス感も残っていますが、特に印象的だったのは、自然と意識がひとつのことに集中していくような感覚です。

いわゆるトンネルビジョンに少し似ていますが、決して不快なものではありません。

目の前のことに自然と夢中になれて、それ以外のことがあまり気にならなくなる。そんな、心地よい集中状態です。

そして、この夜に感じた中で、特に気に入った瞬間がありました。

周りの世界が、文字どおりにも、気持ちの上でも、少し静かになっていく感覚。

普段なら気になる周囲の音が、それほど耳に入ってこない。頭の中の雑音も少しずつ落ち着いていく。

周囲から完全に切り離されるわけではなく、今この瞬間に自然と意識が向いているような感覚です。

これが、なんとも心地いい。

そして、その穏やかな没入感に続いて、気分もふわっと明るくなっていきました。

約1時間:ちょうどいいピーク

1時間ほど経つ頃には、体感がしっかりピークに達していました。

ボディハイよりもヘッドハイの方が明らかに強いものの、身体にも適度なリラックス感があります。

気分は満たされ、心地よく集中できて、自然と前向きな気持ちに。

特に気に入ったのは、十分な満足感がありながらも、必要以上に深く入り込みすぎたり、圧倒されたりする感じがなかったことです。

これまでにもCBX30〜35%のブレンドで良い体験をしてきましたが、King Louis XIIIも、あの扱いやすく心地よい感覚を思い出させてくれました。

1〜3時間:いい気分と、キッチン襲撃事件

私の場合、体感は全体で約3時間ほど続きました。ピークを過ぎてからは、ゆっくりと自然に落ち着いていきます。

急に効果が切れるような感覚も、不快な変化もありません。

King Louis XIIIは、現れるときと同じくらい穏やかに、すーっとフェードアウトしていきました。

一方、同じカートリッジを試したMr. Janeには、なかなか強烈なマンチー(食欲増進)がやってきたようです。

結果、我が家のキッチンは大きな被害を受けることに。

どうやら、そこにお菓子がある限り、ひとつ残らず見つけ出すつもりだったようです。

本人も体感をかなり楽しんでいたので、King Louis XIIIは我が家でもう一票、好評価を獲得しました。

翌日の様子

翌日は、このカートリッジが原因と思われる頭の重さや、嫌な残り方は特に感じませんでした。

体感はすっきりと抜けていき、必要以上に長引くこともなし。

欲しかった心地よさを届けてくれて、ちょうどいいところで帰ってくれる。そんな印象でした。


カートリッジと使い心地:ちょっと気になった結晶化

King Louis XIIIは、別売りの対応バッテリーが必要な、標準的な510規格の1mlカートリッジです。

ハードウェア自体はシンプルですが、使用中の動作に問題はありませんでした。特別に高級感があるわけではないものの、吸い心地や基本的な性能については不満なし。

そして、最初に見たときのリキッドは、驚くほど透明感があってきれいでした。

だからこそ、後から起きた変化が少し目立ったのです。

結晶化してしまいました。

時間が経つにつれて、カートリッジの中に結晶のようなものが目に見える形で現れました。

気温が下がってきたことも関係しているのかもしれません。ただ、ほかのCBX製品を含め、手元にある別のカートリッジでは同じ現象が起きていなかったので、少し興味深いところです。

とはいえ、結晶化そのものを私はそれほど大きな問題とは考えていません。見た目が少し気になることはありますが、カンナビノイド製品では、配合成分や保管環境によって結晶化が起こる場合があります。

メーカーによっては、こうした現象を抑えるために、CRD(Crystal Resistant Distillate/結晶化しにくいディスティレート)を使用することもあります。

今回の変化にも特に慌てることはなく、結晶化に気づく前も後も、使用時の動作に問題は感じませんでした。ただし、実際に何が結晶化したのかは確認できていません。

それでも、13,000円という価格を考えると、購入を検討している方には伝えておきたいポイントです。


サイズと価格

レビュー時点でWEEDYYZが公開している製品情報は、以下のとおりです。

  • 容量: 1ml
  • CBX濃度: 30%
  • 価格: 13,000円(税込)
  • 規格: 510スレッド対応カートリッジ
  • 製造国: 日本

WEEDYYZによると、本製品にはニコチンおよびTHCは含まれておらず、成分分析表(COA)も公開されています。

なお、価格や在庫状況、配合内容などは変更される場合があります。


King Louis XIIIはどんな人に向いている?

King Louis XIIIの大きな魅力のひとつは、なんといっても使うシーンを選びにくい万能さです。

何かクリエイティブなことを楽しみたい午後にも、友人とのおしゃべりにも、音楽を聴きながら過ごす時間にも、家でゆっくりくつろぎたい夜にも。

いろいろな場面に合いそうな体感だと感じました。

ヘッドハイには確かにサティバらしい雰囲気がありますが、身体にも適度なリラックス感があるため、頭だけが冴えるような一方的な体感にはなりません。

私にとっては、特定の時間帯だけに使いたい製品というより、さまざまな気分やシーンに合わせやすい、バランスの取れたカートリッジです。

これまで試してきた、より強いカンナビノイドブレンドと比べれば、比較的親しみやすいタイプだとも感じました。

ただし、「初心者向け」という評価はあくまで相対的なもの。CBXやH4CBDを含む製品の体感には個人差があり、初めての方にとって必ずしも穏やかとは限りません。


最終評価:強ければいいってものじゃない

WEEDYYZ King Louis XIIIを2晩試してみて、比較的控えめなCBX濃度でも、こんなに満足できるんだと改めて実感しました。

味わいは派手さよりも繊細さが特徴で、カートリッジの結晶化については少し気になるところもありました。

でも、肝心の体感は?

とても良かったです。

最初の優しい身体のリラックス感から、心地よい没入感へ。そして、自然と気分が明るくなっていくあの流れが、特に気に入りました。

何より、どんなときにも理想的なカンナビノイド濃度がひとつだけあるわけではない、ということを改めて思い出させてくれました。

もちろん、もう少しパンチが欲しい夜だってあります。より高濃度のCBXを選ぶこともあれば、まったく違うカンナビノイドブレンドを楽しみたい気分の日もあります。

でも、日常的に楽しむなら、相性のいいブレンドに含まれるCBX30〜35%あたりが、私にとってのお気に入りの濃度になりつつあります。

King Louis XIIIは、満足感のあるヘッドハイ、ほどよい身体への作用、そしてさまざまな気分やシーンに合わせやすい万能さを兼ね備えた一本でした。

名前はずいぶんと王様らしいけれど、ありがたいことに、特別なおもてなしは必要ありません。

心地よい椅子と、お気に入りの音楽。

それから、おやつをひとつ……いや、10個くらいあれば十分かもしれませんね。

ひとこと: この商品は、レビュー用サンプルとして提供いただいたもの、またはキャンペーンで当選したものです。レビュー掲載の義務はなく、ここで紹介している感想や体験はすべて私自身のものです。